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Newsマーク 【再掲】足底筋膜炎のこと ⑦足裏ってどこからどこまで?

2023.10.21

こんにちは

「ヨガでココロを元気に ハリでカラダを元気に」

出張鍼灸院 ヨガトハリです。

 

今回は以前postした内容を加筆修正してお届けします。

足裏の痛みにお悩みの方もそうでない方も

ちょっとした連載、どうぞお付き合いください。

 

 

私がランニングを始めて10年とちょっと。

 

ヨガで学んだ身体の仕組みを取り入れながら

痛みから開放され、疲れにくいフォーム習得を目指していただくべく

ランニングトレーナーとしても活動しています。

 

今までのランニング人生で一番耳にしているランナーの天敵

足底筋膜炎(足底腱膜炎)について語ってみよう、という連載。

 

 

前回は、足底筋膜炎の症状が進んでしまったら?に触れました。

 

↓コラム連載へ参戦前のおさらいはこちらから↓

【再掲】足底筋膜炎のこと ⑥骨って、裂けるの??

 

骨まで影響するなんて恐ろし~ぃ><と思ったら

朝の一歩目、ズギューン!と突き刺す痛みを避けたかったら

大事なのは日頃のケア。

 

毎日ちゃんと足裏モミモミやってるけど?という方。

 

その努力が無駄にならないためにも

身体のしくみにもう一度立ち返ってみましょうね。

 

 

足のケアの盲点

ランニングやハードな運動をしなくたって

長時間の立ち仕事、慣れない靴で歩いた、など

“あー、足(脚)疲れたなぁ”と感じる場面は日常に多いですね。

 

 

実際、足や脚の疲れを訴える方が多い分

 

ローラーがゴロゴローっと回ったり

プシューッと膨らんで脚を心地よく刺激したり

着圧でギューッと疲労物質を押し上げたり

 

(オノマトペが多い愛すべき関西オカン風味でお届けしています)

 

フット&レッグケア用品の開発は目覚ましいです。

 

目覚ましいけれど。

 

 

「特効薬」のような

センセーショナルな商品って出てきません。

 

 

消費者の悩みや苦痛が尽きてしまうと儲からない、

という開発者サイドの気持ちはさておき。

 

 

ふくらはぎが疲れたらふくらはぎをケア

脚がむくんだら血流促進のケア

 

・・・

 

いわゆる「対症療法」は

いいように見えて

実は根本の改善に向けたアプローチができていない

そんな風に感じてしまうのです。

 

 

そこで気にしてあげたいのが「身体の繋がり」です。

 

本当にツラい!と訴えているのは別の場所かもしれませんよ。

 

 

足裏アーチを考えるときに見落としやすい筋肉

 

ぜーんぶ脚から始まってるんですね

 

 

YOGA = つながり(unite)という話はまた今度にして

 

 

上に載せた図を見てください。

 

足裏に関与し、足首や足指を動かす働きをする筋肉の代表たち。

すなわち足裏と繋がりの強い筋肉です。

※左から、後脛骨筋・長趾屈筋・長母指屈筋・長腓骨筋

 

ご覧になってわかるように、

すべて筋腹(ピンクの部分)はふくらはぎ・すねにあるので

これらは「足の外来筋」と呼ばれます。

 

この呼び名に相対する

足裏だけで完結する「内在筋」ももちろんあります。

 

外来筋内在筋がユニットになって

足裏のアーチや動きを作り出しています。

 

足裏でボールをゴロゴロ、青竹ふみふみだけでは

疲れや痛みが抜けきらない原因はここにあると思います。

 

 

もちろん足裏をほぐすことは大切なことですが、

離れたところから足裏アーチを支えている筋肉があるよ、ということを

知っているのといないのとでは

ケアの仕方にも大きな違いが出ますよね。

 

 

足との繋がりは脚だけにとどまらず

私自身よくあるのですがね、

 

腿裏の筋肉(ハムストリング)をゴロゴロほぐしたら

触れていないふくらはぎがピクピクし出して

足裏にザーッと血が流れる感覚がうまれた

 

(だからオノマトペが多いって。)

 

 

あなたにもこんなご経験はありませんか?

 

 

足裏の繋がりがご近所のふくらはぎや腿だけなら

まだイメージできると思いますが

 

筋膜の繋がり(アナトミー・トレイン)でいうなら

上に載せた図の左から1~3番目まで

繋がりのゴールは…なんと「舌」!!
※ Deep Front Lineにあたります

4番目のゴールは首の青筋立つあたり。
※ こちらはLateral Lineです

 

それくらい身体は密に連携をとっています。

 

 

踵の中央が痛い、という方は

足裏から踵を通って額まで巡る

身体の中で最長の繋がりの存在を忘れてはなりません。

 

 

今回のタイトル「足裏ってどこからどこまで?」

あなたは正解がわかりましたか?

 

痛みは原因でなく結果である

 

 

いつものクラスで

何度となく伝えているこの言葉。

 

(こちらのコラムでも書いたことがあるかと思います。)

 

 

首の緊張が原因で足裏を痛くなる可能性だってある、というわけです。

 

だから痛みの患部のみに固執せず

全身をバランスよく整え、使っていく必要があるのです。

 

 

あなたの悩みに合ったケアを

 

どこかにぶつけた、とか

運動していて挫いた、とか

 

起因する出来事が直近にある痛みは

「原因 =結果」でいいのですが、

 

痛みを庇い続けていたり

痛い箇所を無理して使い続けていると

 

原因と結果とがどんどん離れていき、

見当もつかない箇所に根本の原因があることも。

 

 

足裏って…なかなかぶつけませんよね(笑)。

 

ですから痛みの原因は他を探しましょう。

 

 

特定の関節や筋肉を酷使した以外にも

 

夏なら汗をかきすぎて筋肉が脱水状態だったり

冬なら冷えて血行不良を起こしていたり

 

季節ならではのケアを必要とすることも。

 

 

じゃあ私ってどうなんだろう?

私に必要なケアってどんなものだろう??

 

 

迷ったり、不安があったら

是非とも身体のプロの力を借りてください。

 

 

ヨガトハリでは

生活やスポーツなど日常の習慣だけでなく

どうなりたい?というその先の理想まで

丁寧にヒアリングしながらクラスを進めます。

 

 

その場で立って動いて効果を実感することはもちろん、

 

 

・ご自宅でできて、ちゃんと効くケアのレクチャー

・理想的な立ち姿勢を手に入れるための身体の使い方をガイド

・ちょっとゴロンとして喋って癒されたい笑

 

 

など、その時間はオーダーメイド。

どうぞいつでもご連絡くださいね。

 

 

足底筋膜炎のこと。

 

”知らない”ことによる不安は痛みを増大させます。

その不安は脳に焼き付き、あるはずのない痛みだって引き起こします。

今回の連載に触れることで

あなたの中の不安が少しでも和らいだら嬉しいです。

 

まだまだお話は尽きないのです。

次の話題は…開いてみてのお楽しみということで。

<すぐ次が読みたい方はこちら

 

 

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それでは今日はこの辺で。

 

明日もあなたの心に青空が広がりますように。

 

 


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